零戦を日本の空へ!零戦里帰りプロジェクトの取組みが素晴らしい

零戦里帰りプロジェクトとは?

ジブリ映画「風立ちぬ」でも知られ、日本の高い技術力を世界に知らしめた、日本の「ものづくりの原点」とも言える零式艦上戦闘機(零戦)を日本の空で飛ばす事を目指したプロジェクトが「零戦里帰りプロジェクト」です。同プロジェクトは石塚政秀氏がある自治体からの要請に応える形で発起しました。

飛べる零戦はわずか4機

現在、飛行可能な零戦は世界に4機しか実在せず、その全てが米国籍。その中の1機で三菱重工製 22型(機体番号 三菱第3858号)
を飛行機収集家のボブ・ハンナー氏より購入しました。この購入した零戦は、ニューギニアで発見されたものでハンナー氏が資金提供して38万時間という膨大な作業時間の末、飛行可能にした機体です。

リーマン・ショックにより解散…。その後プロジェクト再始動へ!

2009年にリーマン・ショックの影響等があり、一旦同プロジェクトは解散してしまいます。石塚氏は米国にZero Enterprise Inc.を設立し、零戦の所有権を取得。その後約3年の時を経て、2012年9月に同プロジェクトを再開する事を発表。翌年2013年9月にはゼロエンタープライズジャパンを設立し、プロジェクトを本格的に再始動させました。

里帰りの零戦、さいたまスーパーアリーナで一般公開!

零戦は本来、日本で公開する予定はいくつかあったそうなのですが、東日本大震災もあり、実現がなかなかできず、個人で零戦を維持していくにも限界がある事から協力を募り、やっとアラスカに保管していた零戦を輸送して里帰りを実現させる事ができたそうです。展示中の機体は分割されていますが、分割が可能な部分を分解しているだけなので、元の姿に戻して飛行させることも可能との事です。

零戦、エンジン始動テストを実施!

ゼロエンタープライズ・ジャパンは7月7日、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地にて分割管理されていた零戦の組み立てを完了し、エンジン始動テストを実施しました。

組み立てには米国の公認整備資格が必要

組み立てには零戦が米国連邦航空局(FAA)の所属機であることから、FAA公認整備士資格のを持つを米国人を招き、監督下でエンジンの不具合を確認するために実施しました。

飛行の実現に向けて

今後は初飛行の実現に向けて関係各所との調整を急ぎ、飛行に必要な資金を調達するため、ファンクラブ会員や企業から協賛を募り戦後70年の記念飛行の実現を目指しています。残念ながら日本国内に飛行可能な零戦が存在しない為、零戦の免許を取得した日本人の操縦士がいない為、米国の操縦士による飛行になるとの事です。

マイナビニュース

戦後70周年にプロジェクトを進めるということ

「零戦里帰りプロジェクト」のFacebookページにて、同プロジェクトは、戦後70周年を迎える年にプロジェクトを進める事について、意義も感じつつ、また、難しさも感じていると明らかにしています。昨今の安保法案では賛否が別れている状況下で同プロジェクトは一定の方向性があるのでは?などの意見が上がる事もあるとの事。同プロジェクトとしてはあくまでも中立の立場であり、世代を越えて日本の近代史を振り返る機会になればという気持ちは変わらないと述べています。

零式艦上戦闘機 里帰りプロジェクトFacebookページ

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